心の栄養と答えのありか

私は時々、近年流行のスピリチュアリズム系のものに対して批判的とも取れる発言をするので、気を悪くしている方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん私も、スピリチュアリズムそのものを否定するつもりもないし、近年話題になっているそれらのもの全てを批判したいわけでもないんです。

 

ただ中には、まるで自分の身の上に起こっている問題そのものに蓋をするように、自分の考え方や行動を顧みることもなく、目に見えないスピリチュアルなもののせいにしたり、スピリチュアルなものにばかり答えを求める、そんな人も多いので、思わずそれらを批判したくなることがあるのです。

 

例えば、家庭の不和を先祖の因縁とか、前世のせいにしたり、「どうやら夫とは“ソウルメイト”じゃない」なんて言ってる人もいます。

仮にこの世に、運命とか、魂でつながっているソウルメイトとかいうものがあるとしたら、この世で出会って、恋に落ちて結婚して・・・そんな相手が、ソウルメイトじゃないわけがないですよね。

苦手な上司だって、気の合わないお隣さんだって。

 

今生きているだけでもこの世に70億人もの人がいて、その中でたった一人、お隣に住んでいる人だったり、直属の上司だったりするわけです。

ソウルメイトじゃないわけがない。

仮にそれが、離ればなれになったり、傷つけ合う結果になった相手であったとしても、自分の身の上にそれが現実に起こったことである以上、やっぱりその人は、「ソウルメイト」と言える存在であるはずです。

 

でもやっぱり、自分にとって都合のいい人だけをソウルメイトであるとか、自分にとって都合のいい出来事だけを「運命」であるとか、「私の今生のミッション」であるとか・・・

逆に、都合が悪いことがあると、これは陰のエネルギーが強すぎるせいだとか、邪気を受けたせいだとか、方角が…、バイオリズムが…、名前が…、暦が…と、そうした何かのせいにしてしまう。

 

問題が起こっている現場である、家庭や職場をほったらかして、パワースポットと霊能者の元を巡っては「心と治療のために」なんて言っている、自称心の病人の方々も近頃は多くいらっしゃるようです.

でもやはり、その問題の答えも、その意味も、全部その問題自体の中に、その現場にあるものなんじゃないでしょうか?

 

家で寂しく待っている子ども達や、会社で一生懸命仕事の穴埋めをしてくれている同僚達の姿からは、何も学べることがないのでしょうか?

 

現代は飽食の時代と言われていますが、美味しいものを食べ続け、余分な脂肪ばかりを付けた人たちが、まだ「ミネラルが足りない」とか言いながら、深海に住む魚や秘境に生息する希少な植物を乱獲しては生態系を壊しています。

そしてテレビでは、名店巡りとか何とかで、一口食べてはまた次の店へ…なんていう、贅沢なグルメ番組が人気だったりします。

だけど、本当にお腹を空かしていれば、身近にある僅かな食べ物からでも、出来る限りの栄養分を吸収しようと体は働くものです。

そしてそんな時にこそ、人は食べ物を「美味しい」と感じ、自然の恵みやその食材・料理に関わった人々に対して、感謝の心が湧いて来るものなのではないでしょうか?

 

わざわざ深海や秘境に行かなくたって、身の回りに、手の届く所に栄養源はたっぷりあります。

心の栄養源だって同じで、身の回りの、今生きている日常の中に、その答えもヒントも、全部ここにあるはずです。

 

 

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