緊張癖

先日、ある勉強会に参加させていただきました。

 

初めての場で、初めて会う人たちばかり。

ただ聞いていればいいだけの講演会などと違って「勉強会」ですから、他の参加者の方々と意見を交わしたり、一人一人発表をしたりということをしなければなりません。

講師の方も、あえてそうしているのだと思いますが、決していかにも愛想よく、サービス精神旺盛という感じでもありません。

そんなわけで、始まる前はもちろん、勉強会の途中でも、けっこう緊張していました。

 

元々、私は緊張癖があるんです。

当塾に通われている方々はきっと「意外!」と仰ることでしょうね。

 

私は普段、教室で講師をつとめているわけですし、整体の際にももちろん緊張した様子を見せたりはしていないはずですから。

 

でも教室を始めてしばらくの間はいつも緊張していましたし、そうでなくても、初めての場所や初めての人を前にすると、とても緊張してしまうタイプなんです。

今でも、そういう面は持っています。

 

では何故、教室や個人別の整体(個人指導)を堂々と平気な顔でやっていられるかというと、その理由は実に簡単明快です。

 

単に、回数をこなしてきたからだと思うんです。

回数をこなして、慣れてきたこと、そして経験を積んで、自信がついてきたからでしょう。

 

 

ところで、この「緊張」というのは何故起こるのでしょう??

 

これも理由は単純明快で、一言で言うと「慣れていないから」ですが、もう一歩踏み込んで考えてみると、「今までの自分にない世界に足を踏み入れるから」です。

「慣れていない」ということは、つまり経験していないこと、あるいは経験が不足しているということです。

 

慣れていないことを経験するということは、自分の世界を広げていくこと、と同じ意味です。

逆に言うと、慣れていることをしても、何も変わらない。

緊張しないことをしても、何も変わらない、得るものがない、ということです。

 

「緊張癖」というのは、なかなか治らないものです。

だけどそもそも、「緊張することは悪いことだ」という発想自体が余計なものなのかも知れません。

そのことに気づいてから、私は緊張することが楽になりました。

 

緊張するような体験は、自分の世界を広げてくれます。

自分を縛る狭い枠(自分自身で設けてしまった枠です)を外してくれます。

 

その枠をどんどん外していくことが、自分の悩みを解決していくことであり、目標に自分を近づけるために必要なことです。

 

ただ・・・・

 

中には無駄な緊張、無駄な我慢、無駄な努力っていうのも、やっぱりあるんですね。

そのことは、知識として知っておいたほうがいいでしょう。

何のための緊張か、努力か。

 

緊張が無駄にならないよう、無駄な緊張で自分を苦しめてしまわないよう、そして何よりも、自分をしばる枠を解放し、問題を解決し、目標を達成するために、心のしくみ、潜在意識の仕組みについて学んで頂ければと思います。