心と体の緊張/リラックス

体と心の話
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身体が緊張している、体が固くなっている、という問題の大部分は、頭(脳)にあります。

 

もちろん、あまり体を動かさない人、逆によく動かすのだけど、力を入れて動かすことが多い人なども、体が固くなっています。

そしてなかなか力が抜けなくなっています。

 

しかしそういう人の場合は、ある程度ストレッチなどの習慣をつけることで、動くようになっていきます。

スポーツ選手などはかなり体の力を使って毎日トレーニングや試合に臨んでいますが、それでも体の柔らかい人のほうが多いでしょう。

 

 

では、なかなか体が柔らかくならない人は、何が問題なのかというと、やはりこれは、神経の緊張なのです。

「神経の緊張」というのも曖昧な言い方ですが、要するに頭の中が緊張している、精神的な緊張が続いている、ということです。

 

極端な例をあげると、爆発音のような大きな音を聞くと誰でも急激に体が固くなります。

突然、大声で名前を呼ばれたりしてもそうでしょう。

「誰かが、私に対して怒っているのかな?」なんていう恐怖心が湧いてきて、その結果体が固くなります。

 

これらの例で起こるのは一瞬の緊張ですが、しかし無意識のうちにこれに近い緊張が継続している人は多いのです。

たとえば「私は誰かに迷惑をかけていないだろうか」「私は恥ずかしいことをしていないだろうか」などと、人の目を気にする癖のある人などがそうです。

 

「自分に自信のない人」などもそうでしょう。

「どれが正しいんだろう」「誰の言う事を聞くといいんだろう」と考えている人などもそうです。

 

言い方をかえれば、「常にアンテナを張り巡らしている人」です。

 

 

では逆に、リラックスしているのはどういう人なんでしょう??

上記の逆を考えてみればお分かりいただけるはずです。

自分に正直で、人の目を気にせず、活き活きしている人です。

 

決して、「瞑想しているから」とか「スローライフを送っているから」ということではないのです。

毎日忙しく過ごしている人でも、休み暇もあまりないような人でも、活き活きしている人はそれで「リラックス」しているのです。

 

「リラックス」という表現だと誤解を生みやすいかもしれませんが、要するに、体も心もカチカチになっていないのです。

 

ヨガや呼吸法、瞑想などを習慣づけている人でも、身体の緊張が抜けていない人もたくさんいます。

部分的に関節は柔らかくなっている人もいますが、やはり興奮して緊張している筋肉がたくさんあるのです。

主にそれは、背骨やお腹といった、体の「芯」となる部分の緊張として現れています。

 

ともかく当塾が「頭部」を重要視して整体などを行うのはそういう理由でもあります。

また、当塾が度々「潜在意識」「願望実現法」などをテーマに取り上げるのも、上記のような理由です。

身体の様々な問題に向き合う場合に、心、精神といった問題は決して分けて考えることができないものなんです。

 

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