家族が足を引っ張る時

当塾では「願望の実現」ということについてのレクチャーもしているわけですが、そういう立場である以上、お伝えしておかなければならないことがあります。

特に当塾の願望実現法講座CD等を聞いてくださった方、今後お聞きになる方には、少々矛盾を感じる点もあるかもしれませんが、改めて心に留めておいてほしいと思います。

 

たとえば「ライフワークを見つけるセミナー」「本当の自分に出会うセミナー」とかに熱中している人が、家族との関係がおかしくなり始める・・・

そんな話を聞くことがあります。

そしてそのセミナーそのものの中で、そのような話があるから、気をつけましょう・・・的なことが言われている場合もあります。

 

新しいことを始める以上、今まで家族に向けられていた視線が、別のこと、自分のために向けられるようになる。

これはある意味仕方のないことですし、自分のために時間や労力を使うことは決して責められるべきことではありません。

年齢性別問わず、誰にでもある権利だと思います。

 

しかしそういうことが起こったときに、例えば反対する家族のことを「邪魔者」であるかのように考えてしまう人もいるのです。

 

これは当塾でも言っていることですが、自分の身近な人が変わっていくことは、まるで今までの生活が覆されてしまうような、あるいは自分だけが取り残されてしまうような、不安を感じてしまうものなんです。

それを不安と意識している・いないに関わらず、潜在的にそのように感じてしまうものです。

だからその変化を止めようと、まるで足を引っ張るかのように反発することがあります。
(これも潜在的にであって、意識的に反発しようとしているわけではないのです。)

 

でも誤解して欲しくないのは、決してこれは、その人の変化を「邪魔している」わけではないのです。

結果的に邪魔をしたり足を引っ張ったりするような行動をとってしまうこともありますが、それは本当は、邪魔をしたくてそうしているわけではない、ということです。

 

中にはそういう邪魔をしてしまう家族のことを、まるで「敵」であるかのように、特定な呼び名を付けて読んでいるような人もいます。

でもその相手は敵でもなければ、退治すべき相手でもないのです。

 

ではどういう相手なのかというと、本当は理解してあげるべき相手であり、その相手によって、自分の見えていない部分を見せてくれる鏡のような存在なんです、本当は。

鏡といっても合わせ鏡のようなもので、普段自分からは見えない角度を見せてくれるような鏡なのです。

 

夢に向かっていく時・・・・たとえば目標を紙に書いて、そしてその目標達成のための課題を書いてはっておき、毎日それを見てはその課題に前向きに取り組んで行く・・・

そうやって心を弾ませながら・・・ある意味浮ついた状態で前しか見ていないような時に、きちんと足下をみるように促しているのが、そういう人の存在なんです。

 

ただ、そういう存在・・・実際には配偶者や親、子どもなど、家族がそうである場合が多いですが、必ずしもそういう人達が、反発という形をとるとは限らないんです。

「夢ばかり見てないで現実を見ろ」とか、「世の中はそんなに甘くない」とか、そんなふうに直接的に否定的なことを言って妨害してくばかりではないのです。

 

むしろ、そうやってハッキリ言ってくるほうが、分かりやすくてまだマシなんです。

 

問題は、知らないうちに家族の様子がおかしくなってくることです。
このことにはなかなか気づきづらい。

例えば、よく病気をするようになったとか、家族の帰りが遅くなったとか。

素行がおかしくなったとか、怒りっぽくなった、口数が少なくなった、太った、痩せた・・・とか、いろいろな変化があります。

 

極端な話、いつの間にか家族が引きこもりや鬱状態になっていた、なんていうこともあります。

 

しかし当の本人は、自分が毎日元気に夢に向かっていることが、家族にも元気をもたらすこと、だと思っていたりする。

そして家族サービスとか家事も決しておろそかにせず、家族のためにお金もきちんと稼いでる・・・

自分が夢の実現に向けて走り出したことによって、何一つ物理的に負担をかけた覚えはない、と感じている場合が多いのです。

 

 

こういうことは、「夢の実現」に限りません。

たとえば「□□流教育」とか「○○心理学」とか「△△式健康法」とかに一生懸命になっている人にも見られるケースです。

 

教育や心理学や健康法となると、余計に「家族のためにやっている」というような自覚も強い傾向があります。

だから家族が病気になったり反抗的になったり、関係がおかしくなったり・・・
すればするほど、余計にそれらの教育・心理学・健康法に答えを求めようとする。

 

しかし本当はその姿勢自体が、家庭内の空気の不調和を起こしている場合があるのです。

 

 

じゃぁどうすれば良いのか・・・という話ですが、こういう場合こそ、「じゃぁこうすれば」という話ではないのです。

 

そんな答えは誰かに聞いて出て来るものではありません。

ただただ、その相手をよく観察するのです。

関心をもって、興味を持って観察するんです。

 

そうすると、その相手の行動や発言、態度などの中に、法則性が見えてくるはずです。

法則性があるということは、「意味」があるということです。

 

ただ不貞腐れて態度を悪くしているだけでもなく、ただ気に喰わなくて反発しているわけでもなく。

 

そして「意味」があるということは、その相手にとっての意味ではなくて、自分との『関係性』にとっての重要な意味がある、ということです。

特に目に見えて反発するようではない場合・・・家族の言動がおかしくなってきたり、病気になったりという時にこそ、この注意深い観察が必要なんです。

 

決してそのための労力・精神力は、自分の夢を叶えることの妨げになるようなものではないんです。

 

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