肩こりの三大要因

6210256896badd4c0b53ee5b91eb220c_s

多くの人が悩む肩こりですが、その原因は大きく分けて三つに絞られます。

その三つとも、肩そのものにはあまり関係ありません。

たとえば、肩の骨がずれている、歪んでいる・・・というようなことではなくて、全く別のことが原因で肩がこるようになっているのです。

 

1.腕を中心とした疲労によるもの

これは、実際はあまり多くはありません。

腕の使い過ぎを中心とした、運動系の疲労によるものです。

重いものを持つ仕事をしている人、腕だけを極端に使う仕事をしている人、などにみられる肩こりです。

ただこの場合は、肩がなんとなくこるというよりは、肩の「痛み」として感じられることが多いです。

 

また、いわゆる力仕事のような体の使い方ではなく、たとえば一日中パソコンのキーを叩いている、一日中マウスを握っている、といった、あまり力そのものは使わないけれど、わずかな力を長時間入れっぱなしにしている、というような人にもみられます。

 

当然ですが、こういった原因による肩こりの対策としては、腕の疲労をしっかり抜いていくことが重要です。

自分でメンテナンスするには、肘湯をするなり、酷使する部分、たとえば手首や指などを部分的に温めるといいでしょう。

 

97e5082575cb7d55c369d2d66a573c31_s

 

2.内臓の疲れによるもの

胃の調子が悪い人は、大抵同時に肩のこりも感じているケースが多いです。

しかし胃だけではなく、肝臓が疲れている人、腎臓が疲れている人なども、肩こりが起きやすいです。

 

主に右だと肝臓系、左だと胃の疲れなどが考えられますが、心臓の悪い人も特に左肩がこります。

ただ、心臓にしろ腎臓にしろ、肝臓にしろ、その原因として食べ過ぎている可能性があります。気になる肩はまず食事を見直すことで軽くなるかもしれません。

飲酒が多い人も要注意ですね。

 

整体的に言うと、そういう肩は背骨の両脇、少し背骨から離れた位置が腫れたように盛り上がっていて、それが肩まで続いています。

そうなっていると、明らかに食べ過ぎ等による肩こりだな、とわかってしまうわけです。

4e0ecb565ca73243f38f3e5ff61b219c_s

 

3.頭の疲れ(神経の疲れ)によるもの

原因としてはこのケースが一番多いです。

「頭の疲れ」と言ってもいろいろですが、言い換えると脳の疲れです。

考え事が多すぎる人や、心配事が多い人、人に対して気を使いすぎる人、先々のことを考えすぎる人、こだわりすぎる人・・・などです。

 

人の体の中で、脳はダントツに多くのエネルギーを消費する場所と言われています。その脳がフル回転していると、特に首から肩にかけての筋肉が緊張します。

同時に、背骨の上部にも緊張が走り、その結果肩こりが起こります。

ひどい人は頭痛を伴う肩こりに悩むことになります。

 

こういった方は、とにかく頭を休めることが重要になってきますが、頭を休めるといってもどうしていいかわからないかもしれないですね。

 

簡単に言えばリラックスすることが重要なんですが、日々ストレスの多い環境にある人ならば、その環境自体になにか変化をもたらさないといけない場合もあるでしょう。

 

整体的には、とにかく頭部の調整と、意外にも腹部の操法が重要で、特にそういう方はみぞおちの緊張を伴っています。

 

  • さらに付け加えると目の疲れによる肩こりも比較的多いのですが、その場合、頭の疲れとある程度似たような現象が起こっています。
    目の疲れの自覚がある人は、目を蒸しタオルで温める習慣をつけることをお勧めします。

 

5ddd621235daefaf44a0acff4a3d6fb9_s

 

肩をもんでもよくならない

このように、肩こりの原因は肩以外のところにある場合がほとんどです。

なので肩をもんでも決して解決には至らない、ということがご理解いただけると思います。

 

確かに一時的には気持ちがいいのですが、ただ、強く肩をもんでばかりいると、それが癖になってしまいます。

そしてどんどん慣れてしまい、こんどはより強くもまなければ気持ちよくない、というようになっていきます。

すると結果的にどんどん肩が固くなっていってしまうことがあります。なので、継続的な肩もみはあまりおすすめしていません。

しっかりと原因に即した対処が必要となります。