ダメもと

詳しい内容は内緒にさせて頂きますが、ずっと前から迷っていたことを、実行することにしました。

そのためのオファーを、今朝、ある人に出しました。

そのオファーを出すことは、私にとって、とても勇気がいることでした。
その相手の方には随分昔に少しお世話になったことがあるのですが、当時の私の身に起こった個人的な事情により、急に音信を断ってしまったという経緯があったからです。

当時の私としては、個人的な事情をいちいち先方に話すのも失礼かと思い、そのままズルズルと時間が経ってしまった・・・という感じなのですが、それでも、親切にして頂きながら、ある時期突然姿を消したかのような、そんな後ろめたさをずっと抱えていたのです。
その後も私はずっと、その方の知恵を拝借したいという思いはずっと持っていたし、密かにインターネット等で情報は追跡し続けるというストーカーのような(汗)ことはしていました。

だけど、「今更どの面下げて・・・」というような思いがあって、なかなか再び顔を見せる気にもなれませんでした。
ところが年月が経つ毎に、やはりその方の知恵を拝借したいという思いは強くなっていたのでした。
それはおそらく、その間に私が経験してきた数々のことが、その方の言っていたことの正しさを証明するかのようなことばかりだったせいなのでしょう。

私にはそのことを本当に理解するまでに、長い年月が必要だったのでしょう。
そしてそのためには、長年に渡って悩むこと、言われた通り鵜呑みするのではなく、自分の体を通して確認することが必要だったのでしょう。
で、確認したのはいいけれど、その上でもう一歩進むには・・・

勇気を持って踏み出すこと、それが私に課せられた行動だったんだと思います。
思い切って、今朝そのオファーを出してみました。

あっさり断られるかもしれないし、もしかしたら強く非難されるかもしれない、下手したら、無視されるかもしれない、そんな不安が何度も頭をよぎりました。

実は、オファーを出すか出さないかに、一週間ほど迷い続けていたんです。
出してみないとハッキリしないのに、なかなか自分の中にある『抵抗』は根強いようでした。
いろんな「言い訳」が、頭の中をよぎりました。
とにかく『ダメもと』で、出してみないことには始まりません。
非難も無視も覚悟で、ようやく出してみました。

覚悟して出した以上は、仮に非難されても、無視されても、そして傷ついてしまったとしても、一言たりとも文句を言ってはいけません。
それが覚悟というものでしょう。
そして、その覚悟が出来た時にのみ、物事は前に進むのでしょう。
OKの返事はすぐに頂けました。
「○○で会って以来ですね、用が済んだら食事会をやりましょう」というお誘いまでついてきました。

嬉しくて朝から小躍り(?)気味でした。

で、ちょっと落ち着いてからふと思ったんですが、相手の人が快くOKを出してくれ、食事の誘いまでしてくれたのに、私のほうだけなんで非難や無視を恐れていたのでしょうか?

そもそも、その相手の方にとってみれば、気にしていないどころか、覚えてすらいない可能性だってあったのです。
私一人の考え過ぎ、想像し過ぎと言われれば確かにその通り。
だけど本当は違うんです。
もし仮に、私と相手の方との立場が逆だったとしたら、私はその相手を許していなかったのでしょう。

理由も告げず離れて行った相手を快く受け入れるような、そんな懐の深さを私自身は持っていなかったのです。
だから、自分自身を許せなかったのだと思うんです。
だから、不安になってしまったんだと思うんです。
他人に対して優しくなるためには、自分自身にも優しくならなければならないし、自分を許すには、他人を許せるようにならなければならない・・・

そんなことを、教えてもらったような出来事でした。