愉気(手当て)の秘訣

愉気法

『愉気』について、先日整体の際に質問があったので直接お答えしたのですが、皆さんに参考にしていただければと思い、この場で共有したいと思います。

といっても、その答えの大半はこちらのページに書いてあることなのですが↓

「その質問というのは、愉気(手当て)をやってみるのだけど、今一つ実感がつかめない、それでも続けていればいいのでしょうか?」といったものです。

おそらくこの方のおっしゃる「実感がない」というのは、「効いているのかどうかわからない」ということなんだろうと思います。

手当てをすればその場で痛みや傷が治る、というようなものではなく、また体感覚として何かを感じるわけでもないので、そのように思ってしまうのだろうと思います。

しかし実際は手を当てることで得られる体感覚というのはあるもので、それは上記ページ上でも動画で紹介した「気の感触を感じる訓練」をされるといいでしょう。

「訓練」というと堅苦しいですが、ただ手を向かい合わせて感触を感じるということを、日々空いた時間に繰り返しているだけで結構です。

それで感じることができれば、こんどは体の任意の場所に当てて感じてみましょう。

体感覚として感じるということは、実際に感触として感じているわけですから、すなわちこれは「実感」です。

この実感を感じながら手を当てる、ということが成果をあげる秘訣です。

また、ページ上でもう一つ紹介している、飲み物などの味や匂いの変化を感じる実験も、ぜひ繰り返しやってみてください。

とにかくこういうことを通して、変化が起こるんだという実感を感じた上で手を当てるということです。

ある意味、自信を持って手を当てる、ということですね。

それから、お腹はとても反応が起こりやすい場所です。自分のお腹にしばらく手を当てていると、それだけでお腹の中から「グー」「ギュルギュル~」というような音が聞こえてくることはよくあります。

ぜひそれも体感していただきたいです。

とにかく大事なことは、こうしたことを通して、手の感覚、あるいは当てた部位で感じる何かを感じること、というのがポイントになります。

ぜひ実践してみてください。

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