カカトのひび割れ

夏の暑さによる疲れは主に呼吸器と腎臓に表れます。
その疲れが背中を丸くしてしまい、骨盤(お尻)が下がります。
長く猛暑が続くと、そういう体の人が増えています。

この身体の状況はつまり、重心が後ろ側に傾くという現象に結びついています。

立っているとカカトがだるくなる、痛くなる、という人が多いのではないでしょうか。

後ろ側に重心が傾いているのだから当然ですが、同時にアキレス腱、太ももの裏側なども縮んでいる人が多くなります。

それらが縮むと余計に、腎臓や呼吸器の働きは鈍くなるので、よく伸ばしておくことが大事です。
カカトに重心がかかり、これが回復しないまま寒く乾燥した季節を迎えることになる人も毎年多いようです。

そういう状態で起こるのが、『カカトのひび割れ』です。

カカト側にいつも重みがかかっていて、しかも足全体の裏側が緊張しているせいで、血行が悪くなってひび割れを起こしてしまうのです。

足の血液循環に大きな影響力を持つ腎臓も疲れたままですから、尚更です。

大半の人は、どちらか片方の足により症状が激しく出ます。
(左のほうが多いでしょう。)

それは、秋の体の疲れには捻れ現象も大きく伴うからです。
左のカカトにひび割れが出ている人の場合、右足のほうは親指に重みがかかって緊張している人が多いです。
(親指の『魚の目』なども、こうして出来る場合があります。)

いずれにしても、このひび割れに対して、薬を塗っても一時的な回復しか得られません。
やがてその薬も量を増やさないと効かなくなってきて、最終的にはほとんど聞かなくなります。
(その頃には相当体が鈍くなっていますので、気をつけて下さい。)
それよりも、そうした体のバランスの崩れを正していかなければなりません。
しかもそれは、まだ夏の時期に始まっていることなんです。

 

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