鼻炎、アレルギー

当塾に整体を受けに来られる方の中には、慢性的な鼻炎を抱えている人が結構いらっしゃいます。

でも鼻炎を訴えて来られるわけではなくて、他の体の悩みを訴えているのだけど、実は鼻炎も昔からある、というようなケースが案外多いです。

鼻炎と言えばアレルギー性のものと捉えられることが多いようで、空気中の埃であるとか、杉だけでない様々な花粉であるとか、ハウスダストであるとか、その他様々な物質が原因であると言われています。

しかし、当塾で今まで見てきた限りでは、どうしてもその判断がしっくり来ないんです。

まぁ、基本的に多くの症状がそうなんですが、やはり本当の原因は体の内側にある、ということです。
鼻炎を抱えている人の体の特徴として目立つのが、頭部です。
頭部の引き締まり感が強い場合が多いのです。

それも、当たり前といえば当たり前なんですが、鼻周辺の異常感に伴う頭部の緊張です。

この鼻周辺(特に頬骨〜鼻の脇)に力が入るということには、二つの理由があります。
一つは、眉間に力が入っているということ。
もう一つは、歯(顎関節)を強く食いしばっているということです。

どちらも、本人には自覚が無い場合が多いのですが、触ってみるとわかります。
普段から、無意識のうちに力が入っているんです。
おそらくそれも、かなり長い年月(子供の頃から)でしょう。
眉間に力を入れて歯を食いしばっている、これがどのような状態を表すかは、簡単に想像できると思います。

試しに意識的に力を入れてみると、鼻のほうに力が集まってくるような感覚が分かるかと思います。

こういった身体そして精神状態が、背景にある場合がほとんどなんです。

「歯の食いしばり」は、頭部の強いストレスを加えることになるため、顎関節症はもちろん、耳鳴り、歯周病などにもつながるのですが、実は鼻炎もそれに当てはまります。
実際、顎関節症と鼻炎、耳鳴りと鼻炎、歯周病と鼻炎等、併発している人は多いです。
鼻炎、それから他のアレルギー反応もそうですが、これらは自律神経の乱れ、交感神経の過敏により起こる、とも言われています。
特に鼻は交感神経の働きに左右されやすいとも言われていますが、つまりそれは、背景に心理的な緊張感が潜んでいる、ということでもあります。

ところでこれは、当塾での判断であって、決して医学的な根拠のある話ではありません。
医学的に見れば、間違いだらけの話として指摘されることでしょう。

しかしこれは、当塾が実際に人の体・心と接してきた経験のうえでの判断です。
そもそも生身の人の体や心というのは、理論的・学術的根拠では見えてこないものだと思います。