新型コロナウィルス感染、その過ごし方の例

病気・怪我・症状

WEB上では事後報告のような形になってしまいましたが、新型コロナウィルスに感染しました。

先々週のこと、風邪のような症状のちょっと強い状態というのを感じました。

風邪を自然に経過させる、ということついては今までに何度も書いてきましたのでここでは省略しますが、どうやらそういうことも言えない世の中の情勢となってきました。

周りの方々、そして当方に来られる方々も心配になるでしょうし、やはり時期が時期だけにすぐ検査を受けました。その結果、新型コロナ陽性との結果が出ました。

1週間と数日、全てご予約もお断りし、また直前に接触された方々にも連絡を取りました。

今のところ、特に感染したというご報告はいただいていません。

そしてその後は、既定の療養期間(1週間の隔離期間)にも余裕をもって過ごしたのち、業務を再開しております。

期間中、ご迷惑をおかけした皆様方には、改めてお詫び申し上げます。

以下、療養中の状況や過ごし方について、体験談を書いておきますので、気になる方は参考にしていただければと思います。

症状としては、普段の風邪を少し強くしたような感じでした。

39度台の熱が2~3日続き、その間食欲はほとんどなし。

頭痛と、最初の頃は喉の痛みがあった感じです。

風邪については、昔からよく言っているように、そしてホームページ等にも書いている通り、「自然に経過させる」ことが一番だというのが当塾の考え方です。

熱は必要があって出るものだし、またこういう時は余分に食べないほうが経過が早い上に、経過後に体がスッキリします。

新型コロナに関しては、症状がかなり強い場合などもあるので、その人の基礎体力次第によるところもあります。

私個人の場合、少し時間はかかるけど、これは自然に経過できると判断し、できるだけ風邪の時と同じように過ごすようにしました。
(もちろん、家族以外との接触は完全に避けるようにしていました。)

その結果、熱がある頃は、少々の飲み物しか欲しくなりませんでした。
しかも水は飲みづらく、柑橘系のジュースがやたらと飲みたくなったので、ジュースと水を交互に飲むような感じでした。

あとは普段は食べない果物を少しだけ食べたくなる、あまり体を動かしたくない、そんな体の声にしっかり耳を傾けました。

3日目に熱が下がり初めてからはようやく動きたくなり、お米が食べたくなり始めました。

しかし野菜と肉は全く受け付けず、とにかくご飯と梅干し系の塩分を少々。

そしてその頃、一旦熱が平熱より下がりました。

通常、風邪で熱が出た後は、症状が抜けたと思った時に一旦熱が低くなります。

しかしそこがしっかり休むタイミングで、あまり動き回らないことが重要です。

今回も、それと全く同じように熱が35度台まで下がり、その時は、体はつらくはないんだけど、疲れているというか、ゆっくり休みたい感覚でした。

それらの感覚に従って過ごした結果、熱が戻った頃には、以前よりも体も軽く、頭もスッキリとしていました。

風邪を自然に経過するとそのようになりますが、コロナもそういう意味では同じなんだということを感じました。

というよりも、今までの風邪よりも、経過後の爽快感は段違いに強かったですね。

高熱が少し長めに出たからかもしれません。

療養期間が明けて会った方数名の方にも、「なんかスッキリしましたね」と言われました。

肌の艶なんかも少しよくなったみたいです(笑)

とにかくこうした症状を経過するということは、ただ症状が起こり、それが消える・・・というプラスマイナスゼロのこと(症状があった分マイナスと捉える方も多いとは思いますが)ではなく、今までの体の疲れ、汚れなども一緒に除去してくれる、そのような「効果」があるものだということを、改めて感じた次第です。

1週間以上に及ぶ自粛生活、仕事ができない等、確かにそれはマイナスといえばマイナスだったのですが、個人的には、また一つ自分の体への信頼を高めることができたというメリットは大きいです。

皆さんに同じような過ごし方を強く勧めることはできませんので、あくまでも一例として参考にしていただければと思います。

それでも私にとっては、やはり自分が今まで学び、実践してきたことを、改めて自分の体で確認できたような体験だったと思っています。

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