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腰痛、背中の痛み
一口に「腰痛」といっても様々なケースがあるものです。
医学的にも、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、腰椎分離症・・・というように、単に「腰痛」という名称だけでなく、様々な種類に分けられています。
痛む場所も人様々ですし、さらに、なぜ痛み始めたのか・・・という問題となるときりがありません。
レントゲンをとることで背骨のどこかが痛んでいるとか、骨の間・椎間板がおかしくなっているとか、そういうことは分かる場合もありますが(わからない場合もかなりあります)、それが何故かということになるとさっぱり分からないものです。
食べ過ぎがたたって骨の動きが悪くなることもあれば、頭の疲れが溜まって動きが悪くなることもある、運動疲労によることもあれば、過去に足首や膝に怪我をしたことがきっかけで、何年か後に腰や背中が痛み始めた・・・なんていう例も実際にあります。
本来なら、それらによってアプローチすべき点も違ってくる訳ですが、そのような事を書いていても元も子もありませんね・・・。
自分に応じた対処としては、まず何と言っても自働運動でしょう。
少々わかりにくい運動法ですが、上記のページをよく読んで実行してみてください。
上達すれば本来整えるべき所を変えていく運動にまで達することでしょう。
腰・背中の痛みを感じる場所へ直接アプローチする方法としては、温めるといい場合がほとんどです。
冷たい湿布を貼ると痛みが落ち着くように感じる場合がありますが、これは却って長引く傾向があります。
冷やし続けると血液の流れが悪くなるように、体の働きは鈍るものですし、知覚も麻痺してきます。
冷たい水で洗い物をしていて、手の感覚がなくなってきた・・・なんていう経験をしたこともあるのではないでしょうか?
腰や背中も同じです。
軽いものなら温めているうちに痛くなくなってくることさえあります。
慢性的な腰痛の人も、日々温めていくことで徐々に変化していきます。
温めるにもコツがあって、長時間温め続けないこと、時間を絞って、そして温度に変化をつけることがポイントです。
そのため、タオルをお湯で熱くした自家製温湿布が一番お勧めなんです。
市販の湿布より(そして冷やすより)気持ちよく、腰が楽になってくる感覚を味わえることでしょう。
手を当てる「愉気」もお勧めです。
腰なら自分の手でも届くでしょう。
誰か近しい人に手を当ててもらうともっと良いですね。大変気持ちいいものです。
腰よりもっと上のほうとなると手が届きませんから、誰かの手を借りるしかありませんね。
背中の痛みも様々ですが、背骨の部分が痛むのでしたら、その背骨の動きが悪くなっていたり、その背骨に関係する器官に疲労があるのかもしれません。
場所とそれらの関係を特定するのは一般の方には難しいですが、とにかくこの場合も「自働運動」を行っていれば、体が勝手に異常なところを何とかしようとしてくれます。
自家製温湿布も有効です。
もう一つ、呼吸法を紹介しましょう。
「愉気」の代わりと言ってはなんですが、手を当てる代わりに息を通すのです。
頭のてっぺん(又は首と頭の境目=背骨の頂上)から吸うつもりで 息を吸います。
そのまま尾てい骨までゆっくりした一息で吸い込むのですが、まるで背骨の真ん中を息が通っていくようなつもりで吸い込んでください。
背骨の一つ一つを息が伝わっていくようなイメージです。
あくまでもイメージですが、それでも慣れると本当に背骨に息が通っているかのような感覚が出てくるものです。
そして不思議と、動きの悪い背骨、背中の痛みや腰痛を感じる所では息が引っかかってうまく通らないような感覚が出てくるものです。
くっきりとその場所が浮かび上がることがあります。(痛み・異常を体がしっかり認識することで、体はその修正に動き始めるのです。)
そうしたら、しばらくその場所だけで息を吸ったり、吐いたりするつもりで呼吸を繰り返してください。
時間がかかるかもしれませんが、背骨の弾力と感覚を養う強力な方法です。
長距離の運転手さんや事務員さんのような、座ったままの姿勢でいる事が多い人、パソコンオペレーターの人なども腰痛、背中の痛みを訴える人が多いですね。
あとは販売員さんのように立ったままあまり動かない人にも腰痛を訴える人は多いようです。
折を見て姿勢を変える、あとは疲れを感じてきた所を動かすというのはとても大事です。
月並みな対処法ではありますが、こうした僅かな行為をないがしろにしている人も多いように感じます。
腰を伸ばしたり、背伸びしたり、捻ってみたり、自分が「気持ちいい」と感じる動きをじっくりと強調するように行ってみましょう。
そしてそこから一気に力を抜く、これは「脱力体操」というものですが、座ったままこれを時々行っておくと単なる背伸びやストレッチよりも効率よく疲れを抜くことができるでしょう。
ただし、痛い時に痛い方向へ無理に体を動かすのはよくありません。
むしろ痛みがなくなる、あるいは緩和する姿勢で休んだほうが治りが早くなります。
福井自然体健康塾では、あまり「椎間板ヘルニア」「坐骨神経痛」etc.といった「名称」にはこだわりません。
というのは、腰や背中の痛みがある部分がどのような状態であるかを、実際にその人の体を観察することによって判断するからです。
もちろんそれぞれの症状による特徴はありますが、必ずしも全員に当てはまるわけではありません。
腰の痛みは“腰椎”(背骨の腰の部分)の下部、骨盤に近い所で起きやすいので、その部分に愉気や刺激を行うことが多くなります。
しかしその部分だけでなく、別の背骨が原因になっていたり、足や背中、首から上を整えた結果、腰が楽になるという例もとても多くあるんです。
背中の痛みも同じように、その痛む部分が異常を起こしているのは勿論ですが、実は他の部分のしわ寄せが来ているだけだったり、その背骨に関連する内臓などの疲れの現れであることも多いのです。
そういう元になっている部分を整えるような調整もしていかないと、結局また同じ様な痛みを繰り返すことにも繋がります。
そしてまた、腰の反対側であるお腹や、腰のラインの脇腹が必ずといっていいほど硬直しています。この腹部周辺の調整も欠かせません。
※個人指導(整体)事例のページに、腰痛の事例も載っています。
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