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お悩み別コメント・コラム

生理痛他、生理の問題と女性の健康

 

1.セルフケア

人間にはだれでも理性的な面と、本能的な面があります。
頭で考える、常識・知識的な面を持つのが人間だけの特性ですが、人間にも野性動物と同じような本能はしっかりとあります。

いささか極端な分け方ですが、理性や知識が“頭”であるとすると、本能的な面は“骨盤”と深く関わっているものです。

骨盤は他の骨・関節ほど動かないものですが、それでも微妙に動いています。
微妙にしか動かないからこそ、その小さな動きが大きな意味を持つものです。

骨盤の動きが顕著になる時期・・・それが生理です。
(それと排卵の時、それから最も大きく動くのは妊娠〜出産の時ですね。)

ここでは生理についてお話しましょう。

頭と骨盤、この両者の働きはシーソーのような関係です。
頭が働きすぎれば骨盤は働きにくくなる、骨盤がよく動く時期には頭が働かなくなる・・・というように。

生理の時には頭が働きにくい、と感じる女性も多いのではないでしょうか?

細かい文字を見るのが嫌、パソコンを見るのが嫌、仕事で難しい計算をするのが嫌・・・とか。
生理で体が重いから、というだけでなく、実際に頭が働きにくくなっているものです。
血液も下腹に集中していますからね。

逆に、生理の時には様々な匂いや皮膚感覚といった感覚的な部分が敏感になる傾向があります。
つまり本能的な面が前面に出やすい時期、というわけです。

妊娠中もそうでしょう。
食べ物や部屋の温度、匂いなど、とにかく敏感になるものです。
対人関係などにも敏感になる傾向があります。
お腹の中でか弱い命を育んでいるのですから、とことん敏感にならないと困るわけです。
なのに最近の妊娠・育児に関しては、知識ばかりが先行して感覚を無視した方法ばかりが目立つような気がするのですが・・・。


生理に話を戻しましょう。
生理の時には骨盤が開いてくるのですが、普段から目や頭を使いすぎている人は、どうしてもその動きが悪くなってしまっています。
精神的緊張が強すぎて、生理周期が乱れる人、生理が来ない人も多いのです。

また、頭に限らず、過酷な労働・運動をしている人、冷えの影響を強く受ける環境にいる人なども。

開きの悪い扉を開けるときには「ギギギ〜」と音がしてきしむものですが、開きの悪い骨盤が開くときには痛みが発生します。
(痛みで収縮する反動でようやく開くのですが・・・。 )

そして、生理の周期にも大きな乱れが生じてしまいます。
極端な場合だと生理や排卵が何ヶ月も来なくなってしまったり・・・

そういう場合にホルモン治療などがよく行われていますが、本当はその元を変えていかなければなりません。
ホルモン剤では骨盤の動きもよくならないし、頭の緊張なども取れません。



骨盤の動きをスムーズにするポイントは、まず足首周辺です。
普段からよく足首を回したり振りまわしたりしてゆるめておくことです。
生理痛を訴える人の足首は非常に固くなっている場合が多いです。

それと手首も同じです。 よく振ったり回したりして、普段からゆるめておきましょう。
(主に手首は子宮・足首は卵巣との関係が深いです。)

パソコンやデスクワークは、目だけでなく手首を硬直させるような仕事ですから、一日中行っている人には、生理痛などの問題が起きやすいのです。(参考:パソコン病特集)

仕事ですからやらない訳にはいきませんが、その代わりしっかりゆるめておく事が大切です。


そして足湯

生理が始まったら早速実行してください。毎日やってもいいですよ。

生理痛の人はアキレス腱(目や頭の急所)の緊張もみられますから、その点でも足湯は有効です。
腰が捻れている人も多く、その解消法にもなります。

目の疲れ、頭の疲れがある人は目を温める温湿布がいいでしょう。
足湯や温湿布は、こちらのページで解説していますのでご覧ください。

痛いときは、お腹そのものも温めるといいでしょう。


生理の前には、首(甲状腺の影響)から胸(乳腺の影響)が緊張してきます
生理前にイライラするのは、首の緊張の時期に起こりやすいのです。

首が普段から固くなっている人は、生理前の首の緊張が余計に強くなり、肩こり、首こりを感じたりイライラしがちです。
生理前に頭痛・偏頭痛が起こる、という人も同じ様な傾向があります。

そんな時は首の真ん中辺りの後ろ側、骨の横を自家製温湿布で温めると落ち着きます。
(左右比べて固い側がわかればそちら側だけ。)

この部分の緊張は感情に大きく影響を与えるんですが、生理前でなくとも、イライラするときには首が緊張しているものです。


生理中にイライラしたり、精神的に不安定になる(3日目に多い)のは、普段から精神的緊張が強い人に多い症状です。
そんな時は尾骨(尾てい骨)を温めると落ち着きます。
尾骨は頭の働きと非常に関係の深い場所ですが、ここは20分ほど乾いた熱で温めると好転しやすいのです。
粗塩をフライパンなどで茶色くなるまで乾煎りして和紙に包んだ「焼き塩温法」が特にお勧めです。



毎月の生理で骨盤が開き、閉じていく、排卵の際には引き締まりが強くなる、妊娠時には大きく開いていく・・・・

子供を産むか否かはそれぞれ本人次第ですが、ともあれそういう能力自体は持っています。

不妊症でお悩みの方は、この生理の経過をスムーズにしていく必要があります。
毎月の生理のケアをしっかりすること、普段から自働運動で体を整えておくことをお勧めします。


男性には無いこのような骨盤の動きを持つ女性は、やはり男性に比べて本能、直感といった面を強く持っている傾向があります。

女性の勘にタジタジになっている男性もいらっしゃるかもしれません(笑)。


「女性らしさ」 なんていう言葉も今では差別用語と扱われてしまいがちですが、こうした本来持ち合わせている骨盤の動きをスムーズに全うさせることが、女性の健康にとっても、そして女性の能力を充分発揮させる上でもとても大事なのではないでしょうか。

そして、手首の硬直を起こす労働、頭脳の酷使、足首(や股関節)に負担をかける激しい運動などで受ける影響は、男性と女性には大きな違いがあります。
こういった点からも、男性と女性の生活環境、そして健康法というものを見直していかなければいけないのではないか、とも思うのです。

 

2.整体(個人指導)でのケア

生理痛を訴える人の多くは腰椎部に不自然な捻れ・硬直がみられます。
それらの調整や、骨盤の動きをスムーズにしていくことがポイントとなりますが、自発的に動きがスムーズになることが重要です。

多くは慢性的なもののため、普段から整えておく必要があるでしょう。
骨盤(主に仙骨)、股関節、手首、足首、首、後頭部といった関連する場所へのアプローチとともに、生理中の過ごし方や生理後のセルフケアなどといった、日常生活の中での注意すべき点も多いので、それらのアドバイスもします。

「セルフケア」に書いた通り、生理に関する多くの問題には目や頭の使いすぎをはじめ、子宮・卵巣自体の働きが完全でない場合、過酷な運動により負担がかかり続けている、過去の怪我などの様々な原因が背後に潜んでいます。

体全体を観察した上で、合わせて整えていきます。

 


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