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眠りの質と必要な睡眠時間
一度の眠りに必要な時間はどれくらいでしょう?
その答えには諸説ありますが、それ以前に眠りの“質”が大切なのではないでしょうか?
一人一人に必要な睡眠時間は差があって当然です。
よく動いた日はたっぷり眠りたいし、一日中ゴロゴロしていた日はなかなか眠くなりません。
眠りの事に関して頭を悩ませている人は非常に多いようですが、あまりに「一日○○時間眠らなければいけない」と決めつけてしまい、かえってその時間だけ眠れなかった事にショックを受けてしまう人も時々見かけます。
結局必要な睡眠時間というのはその日その日の体によるもので、最初から「一日何時間」と決めつけられるべきものではないはずです。
なかなか寝付けないからといって安易に睡眠薬を飲んでしまうと、眠りと覚醒のリズムが狂ってしまうことにもなりかねません。
そして、本当に体や頭が疲れている時にしっかり眠くなる事、逆にしっかり休まってから目が覚める事、こういう体の判断・感覚が鈍ってしまうことにもつながります。
就寝前の脱力体操でも書きましたが、眠っている間の寝返りは体の偏り、疲労を抜くための無意識的運動です。
その寝返りが充分に行える寝具、スペースを用意することは大事です。
フカフカの柔らかすぎるベッドは動きを吸収してしまうためあまりお勧めできませんし、狭くて寝返りもできないベッドで眠っても充分に疲れがとれません。
電車やバスの中で眠っても、なかなか疲れが抜けないものでしょう?
偏った疲れが激しい人は、普通の眠りではなかなか疲れを取り切れませんから寝る前に上記の脱力体操をやっておくと良いでしょう。
眠りが深く、短くなります。
寝起きもよくなる傾向があります。
そもそも眠りというものは、眠くなって“しまう”、眠って“しまう”ものだと思っていいのではないでしょうか?
眠らなければいけない、積極的に眠らなければ・・・と考えるよりも、むしろ眠りを深くすること、短い眠りで済むようになるほうがいいのです。
無理矢理早起きして短くするのは不自然ですが、まだ5時間しか寝ていないから・・・といって無理矢理眠ろうとするのも不自然なものです。
どうしても眠れない夜は、たっぷりと“みぞおち”をゆるめてから自働運動を行ってみましょう。
呼吸法や瞑想などでしたら夜中でも出来るはずです。
慢性的な不眠症の方は、後頭部が固くなっている場合があります。
そういう場合は自家製温湿布で温めておきましょう。
目の疲れ、頭の緊張が残っている場合もなかなか眠れません。
眠ろうとしても頭の中に考え事が渦巻いてしまう、という人がそうですね。
そういう人も自働運動を徹底的に行うことがお勧めですが、目を温湿布で温めること、頭の緊張の急所であるアキレス腱を温めるなどのケアもしておくといいでしょう。
また、毛布や座布団の上に足を乗せて(高さは5cm)寝ると休まる傾向があります。
上記セルフケアでも書いたとおり、慢性的な不眠症の方は後頭部が固くなっている場合が多いため、その部分に愉気などでアプローチします。
ただ、多くの場合は頭の働き過ぎ(過敏)などの原因があるため、首や肩をゆるめたり、関連する背骨、骨盤部、腹部、手足などへアプローチを行う場合がほとんどです。
そして眠りについては特に神経質になりがちですので、上記セルフケアに書いたように、眠りに対する考え方を変えていくことは、整体以前に重要なことと言えるでしょう。
寝起きが悪い方の場合も同じ様な事が言えます。
眠っても疲れが取れないという方は、その偏った疲労がある部分を調べて整えます。
内臓の疲れが慢性化している人も寝起きが悪く、いつも疲れているような感覚があるものです。もちろんそれらの改善が重要です。
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