さて、学校の話からは随分と離れてしまいましたが・・・

 

私が学校へ行きたくなくなった理由は、こういったことが背景にあるんだな、と大人になってから気付いたのです。

どうして学校に行きたくなかったのか、後になっても分からない。
何が嫌だったのかわからない・・・・

 

 

結局、学校そのものが問題ではなかったのです。

 

自分の中で気付かないうちに積もり積もっていたものが、一気に爆発したのです。

それが「学校へ行かない」という形で表れただけなんです。

 

特に私の場合、親の注意を集める手段として、真面目な良い子でいる事を無意識に選択していました。
(裏をかえせば、親の注意が集まっていないのでは、という不安、恐怖感があったのです。それが、前にも書いた「寂しさ」です。)

 

しかし、実際の自分とのギャップ、歪みのエネルギーが臨界点に達したのです。

それまでの自分と、全く真逆の行動に出たわけですね。

それなりに成績優秀でまじめな学生が、突然学校を辞めたいという・・・。


人によっては非行に走ったり、暴走族に入ったりということになるのでしょう。

私の場合はそうではなかったのですが、結局のところ深層心理は同じだと思うんですね。

非行に走らなかった為に、その後もまるで良い子みたいに扱われた覚えがありますが、はっきり言って一緒なんですよ。

私からしてみれば。

 

自閉症や登校拒否の子は可愛そうな子で、非行少年は悪い子・・・そんな区別は無いんです。

みんな同じなんです。表れ方が違うだけで。

(それは、生まれ持った体のつくりと感受性などの違いから表れ方が異なるだけ・・・そのように、健康指導の勉強の課程で学びましたし、本当にそう思います。)


正直なところ、私はむしろ非行に走りたかった。

暴走族にでも入って暴れてみたかった。

でも、その世界も厳しく恐いものですからね。学校の部活動より厳しい世界。

根性がいります(笑)。

 

臆病な私にはできなかっただけです。

 

 

 

 

逆に考えてみれば、この登校拒否〜退学という出来事がなければ、私の圧縮された寂しさ、我慢…といったものは解消されなかったのです。

(この出来事だけで全て解消されたとは思っていませんが。)

 

 

半年少々でようやく退学となったわけですが、もしこれ以上かかったら、私はどうなっていたことか。

更には、毎日無理矢理学校に連れて行かれたらどうなっていたことか。

何をやらかしていたことか。

 

何らかの事件を起こしていたかもしれませんし、気が狂っていたかもしれません。

もしかしたら今、私はここに居なかったかもしれません。

 

 

 

 

もしかしたら、他の解決策もあったのかもしれません。

でも、これは私が歩んだ事実です。

間違った選択だったなどとは思っていません。

 

後悔したことなんて、一度も無いですから。

 

 

後悔することだって出来たかもしれませんけどね。

その後も辛いことは人並みにありましたから。

その度に、学歴が無いだの、心の傷があるだの、言い訳の材料にはもってこいの体験ですしね。

周りがそう言うこともできるでしょう。

何かある度に、「お前は高校に行っていないから失敗するんだ」なんて言われていれば、それが後悔の材料にもなっていたでしょう。

 

 

でも、ありがたいことに、その後親からはそんなことを言われなかった。

常に前を向いて来られたのは、そんな親のお陰でもあります。

後ろ向きになって悔やんでは、親に対して申し訳ないし、面子もありましたからね。

 

 

「自分で自分の道を選択して生きるぞ!」と、思うきっかけでした。


今までの本当の自分らしくない自分を覆す為にも、絶対に必要な体験だったと思っているんです。

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