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東洋医学には『症状即療法』という考え方があります。
それは「症状自体が療法である」という意味です。
悪いものを食べてしまえばそれを吐き出すように、あるいは下痢をして体外へ排出するように、下痢や嘔吐といった『症状』も、毒から体を守るための『療法』です。
これは嘔吐や下痢に限らず、風邪や皮膚病などの症状にも言えることで、実は様々な病気は何らかの『必要性』があって起こる場合がほとんどなんです。
また、こどもの体は、大人以上に心と直結していて、心の状態が体の症状としてはっきりと現れます。
大人だって、強いストレスによって食欲がなくなり、ひどい場合には吐き気がすることもあるでしょう。
じんましんが出たり、目まいがしたりもしますよね。
こどもは大人のように、気持ちを切り替えたり、言いたいことを上手に表現したりすることができませんから、その心の乱れがダイレクトに体に表れます。
それで病気になったり、病院に通っても治らなかったり、あるいはケガを何度も繰り返すのにも、そういった心理的背景があるんです。
お母さんにとって、こどもの病気やケガは大きな悩みのタネでしょう。
だけど病気やケガにそういう意味があるのだということを理解していただき、さらに、様々な症状への家庭でできる手当てや、適切な過ごし方、子どもが病気になる理由などについて理解を深めていただければ、もっと余裕をもって病気やケガに向き合い、逆にそれらを通してより丈夫な体や心、そして豊かな親子関係を築いていくことができるはずです。
福井自然体健康塾 山内 伸
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