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体の弾力と心の弾力
背中を丸め、肩を落として、首もうなだれて視線は下に・・・
このような姿勢をしながら、「何か面白くて楽しい事を考えてください」 と言われてもきっと無理でしょう。
逆に胸を張って、視線を上向きに、表情もゆるめて「悲しい気分に浸ってください」と言われても、これも難しいでしょう。
無理矢理考えようと思えば、できるかもしれません。
しかし悲しい事を思いだしているうちに、背中はだんだん丸くなり、視線も下向きになってくるはずです。
日々の生活の中では、思わず悲しくなって背中を丸めてしまうこともあります。
思わず腹が立って、腹を固くしてしまうこともありますし、恐がって腰が引けてしまうこともあるでしょう。
しかし、丸まった背中もいつか伸び、固くなったお腹もやがてゆるみ、引けた腰にも力が戻ってくる、このような弾力のある体を養うことはできるはずです。
心が固まってしまったと思ったら、体も固まっているはずです。
固まったままにならないようにどんどんほぐしていく・・・弾力のある体を養うということは、弾力のある心を養うことに繋がるはずです。
子供の頃は、友達とケンカしてもすぐに仲直りできたはずです。
大声で泣いた後に、何事もなかったように遊んでいたこともあるはずです。
子供の頃は体と心に弾力があったはずです。
年を取ると、なかなか古い考えを捨てられなくなりがちです。
若い人の考えをなかなか受け入れられない、前例の無いことを認められない・・・
心や考え方に弾力が無くなってきた現象かもしれません。
その一方で、新しい物にも理解と興味を持って接することができる高齢の人もいます。
そういう人の体は、見た目にもどこか若々しさがあふれているものですね。
体の様々な働きを、何か外の物に任せてばかりいては徐々に錆び付いてしまいます。
自分の体を自分で操り、弾力ある体と心を保っていく、これも健康法の大きな役割ではないかと思うのです。
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