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心のこと、体のこと、整体や健康法のこと、ここだけの話…など、 日々本音で書き連ねています。

 

  肩 〜肩こりetc.〜

 

腰痛と同じように“国民病”ともいえる「肩こり」を通して、肩について見ていきましょう。

肩こりも腰痛と同じく、痛みやコリを感じる肩そのものに原因があるのではなく、他の場所の影響でコリが発生しているのがほとんどのようです。(腰痛についてはこちら
そして、その原因は人によって様々で、複雑です。

ともかく肩こりというのは、体全体の不調和の現れといってもいいものですから、肩をもんだり、肩に湿布を貼ったりしても解決するものではありません。

むしろ、“肩もみ”のしすぎには注意すべきで、継続的な強い刺激はその部分を逆に固くしてしまいます。
マッサージ器の使用などは特に注意が必要で、最初は“弱”でも痛かったのに、最近は“強”でも平気になった・・・というような話を聞くことがあります。
実際にそういう人の肩を触ってみると、カチカチに固まっているのです。つまり、刺激のしすぎで皮膚や筋肉が固くなり、痛みを感じなくなってしまっているのです。これはマッサージ器に限らず、人の手による強い刺激でも同じことが起きます。
お子さんやお孫さんに肩をトントンしてもらうとか、疲れたときに軽くもんでもらう程度にしておくのが無難でしょう。


肩こりの元となる代表的なものとしては、腕の疲れ、内臓の疲れ、目の疲れ、生理の問題、神経の疲れ、などがあります。
背骨の歪みやズレが肩こり・首こりの元とも言われていますが、その歪みやズレ自体が上記のような様々な原因で起こっています。
だから、「肩こりのツボはここ」「背骨の何番がズレると肩こり」とは言えないのが実際の所です。
その元となる部分を改善すること、生活習慣を改善することが必要なわけです。


一時的な腕の疲れでしたら、足湯のように肘から先を温める、疲れた筋肉を自家製温湿布で温めるなどのケアで軽くなるものです。(足湯・温湿布についてはこちら
慢性的なものでしたら根気よくそれらを続けるとともに、自働運動などを行っていく必要もありますが、これはどんな肩こりにも共通して言えることです。

目の疲れ、生理の問題なども、もちろんそれぞれのケアが必要です。
(生理の問題についてはこちら、目の疲れには熱いタオルによる温湿布がお勧めです。)

一番多いのは、内臓の疲れの表れとしての肩こりではないでしょうか。
食べ過ぎて胃が痛い時には肩がこるものですが、肝臓、腎臓などに疲れが溜まっている人も、慢性的に肩がこることが多いのです。いずれにしても食べ過ぎ、飲み過ぎ、濃い栄養の取りすぎなどに注意すべきでしょう。
こうした負担は背中を固く腫らせていくものです。それが下へ連なれば腰痛につながりますが、上に連なれば肩にきます。というよりも、肩こりと腰痛を併発している人が多いのはそのためでしょう。

肩は胴体の上端にあたるわけですから、その負担が肩で引っかかっているようなものです。さらに上にいくと頭に行ってしまいますから、ある意味肩でせき止めているようなものかも知れません。
脳の血管が破れてしまうようなトラブルを起こす前に、肩こりの時点で体を見直すべきでしょう。

また、頭を使いすぎた時、精神的緊張が続いたときにも肩が凝るものです。
一時的なものでしたら、気持ちを落ち着かせて緊張をほぐすような体操でもしておけば軽くなります。
一時的に肩の力を抜きたいのであれば、以下の写真のように一旦肩に力を入れ、一気に脱力することを2,3回繰り返すといいでしょう。

 肩こり体操1  肩こり体操2
 肩を持ち上げたまま前へ肩を出して脱力する、
 後ろに肩を寄せて脱力する、というのもとても効果的です。


慢性的なものでしたら全身の調整が必要ですし、深刻な精神疲労でしたら、生活環境の改善に取り組むなり、専門家の指示を仰ぐなりしなければなりません。
セルフケアとしては、鳩尾やお腹全体をゆるめておくことは、精神の安定にもつながります。
内臓の疲れにも有効です。



このように、肩こりも腰痛同様、様々な問題が背後にあるものです。
医学的には「肩こり」などという病名は存在しませんし、明確な治療法もありません。
そして、肩こりの背後に内臓の問題等があると言っても、病院の検査や健康診断で何らかの異常が見つかることは多くないようです。

腰痛と同じように、慢性的な肩こりは体に内在する疲れの現れです。
体が発してくれている警告、見直しのきっかけともいえるでしょう。

※首のこりや痛み等、首についてはこちらをご覧ください。


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