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福井自然体健康塾blog
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心のこと、体のこと、整体や健康法のこと、ここだけの話…など、
日々本音で書き連ねています。
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自働運動と心、潜在意識
福井自然体健康塾で「自働運動」を強くお勧めする理由はいくつかあります。
まず、体が健康に、丈夫になるという点。
このことについては実践法を紹介しているページに書いてありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
更なるお勧めの理由は、実際に自働運動を行っている時に起こる様々な現象です。
詳しくこれから紹介していきますが、その現象からは人間の体や心に備わっている不思議な能力、本質的な部分を垣間見ることができます。
そしてこれらに目を向けていけば、体や心の問題、人間関係や人生の問題などにも、新たな光が差し込むのではないか、とさえ思うのです。
「人間は物ではない」と言われれば、誰もが「その通りだ」と思うでしょう。
「人の心は通じ合うことができる」と言われても、何となくそうだと思えるでしょう。
「人の普段の意識は数%で、意識できない90%以上の潜在意識に支配されている」などという話も聞いたことがあるかもしれません。
しかも「潜在意識の世界では、みんなつながっている」という話もよく言われています。
こうしたことは、何となくそうだと思えたり、知識として知っている人は多いと思います。
しかし、本気でそうだと感じ、そのつもりで生活している人は決して多くないのではないでしょうか。
それは、普段の生活の中で“潜在意識の影響”とか、“潜在意識でのつながり”というような出来事を体験する機会が少ないからかもしれません。
いえ、本当は体験しているのですが、それは“偶然”として片付けられてしまうことが多いからでしょう。
随分と前置きが長くなってしまいましたが、自働運動を行っている時に起こる現象が、まさにこのことなんです。
それは特に、複数名で自働運動を行っている時には頻繁に起こります。
自働運動は目を閉じて行いますから、他の人がどのように動いているかは見えません。
にもかかわらず、他の人と同じ様な動きになっていくことは本当に頻繁にあるのです。
もちろん、それぞれの体の条件に応じた動きが出るのが理想的ですから、全く同じ動きになる訳ではありませんが、動くリズムや方向性が似てくるのです。
写真は三人で自働運動を行っているものですが、全員が体を左右に動かし、腕を振るような動きを似たようなリズムで行っている様子です。もちろん事前の打ち合わせなどしていません。
これがさらに大人数になると、もっと面白い現象がみられます。
同じような動きをしているグループがいくつかに分かれるのです。こちらの三人は似た動き、別の方向では四人が似た動き、また別の二人が似た動き・・・というように。
動いているうちに畳の上を滑って移動していくことも多いのですが、似たような動きをしている人同士が近づいていったり、同じ方向を向いていったり、ということもあります。
そしてそれぞれのグループがそれぞれの動きをしながらも、全員で一つの大きなリズムで包まれていくのです。
言葉では表現しがたいのですが、オーケストラに例えると雰囲気を掴んでもらえるかもしれません。
バイオリンのパートは皆同じように弓を動かし、チェロはチェロ奏者同士で同じ動きをしています。
それぞれの動きがありながら、全体で一つの曲を演奏している訳です。
また、指揮者や演奏者が違えば、同じ曲でも雰囲気がガラリと変わります。
自働運動も、メンバーが替わればまた違った動きが出てくるものです。
たとえばあなたが、Aさん、Bさんとの計3名で自働運動を行った場合と、Cさん、Dさんとの計3名で行った場合では、違った動きが出てくることがあるのです。
このように、全く意識しないうちに、他者の影響を受けているわけです。特に自働運動というのは、できるだけ頭を働かせず、意識を鎮めて行うものですから、こういった無意識下(潜在意識)での影響が形に表れやすいのです。
さらに興味深い例を紹介しましょう。
右の写真は、二人組の自働運動の様子です。
前の人の肩に手を置いて、それぞれに自働運動を始めます。
動きを合わせよう、などと意識すると自然な動きになりません。それぞれが勝手に、自分の自働運動をするだけです。
しかし、続けていくうちに同じ様な動きになっていくことがあります。
そればかりか、後ろの人の手が、前の人の体の悪い所に移動していくことがあるのです。
または、前の人の動かしにくい所を押して動かそうとするような、そんな手の動きになってしまうこともあります。
そのお陰で、前の人は、普段は動かせないような鈍りのある所まで動かすような動きが出ます。
後ろの人までその影響を受けて、動きの幅が広がっていくという相乗効果があります。
もちろん、事前にどこが悪いかなどは聞きませんし、後ろの人が「悪い場所を探そう」などと考えると、そのような動きは出てこなくなってしまいます。
あくまでも無意識のうちに、相手に必要な所に手が行ってしまうのです。
つまり、無意識のうちに前の人に対して「愉気」をするかのような状態です。
愉気法の極意は、頭で考えず、思わず手が行ってしまう所に手を当てること、そしてただそこに無心で手を当てることです。
この二人組の自働運動はそのために大変重要な訓練ともなります。
他にも、自働運動的な愉気・整体操法や、手を触れずに相手の動きを変化させていく誘導法など、自働運動には様々な不思議な方法がありますが、その紹介はこれくらいにしておきましょう。
繰り返しになりますが、「動きを合わせよう」とか、「悪い所に手を当てよう」という意図を持たずに行うことで、いつの間にか動きが同調してきたり、必要な所に手が行ってしまうのです。
意図を持って行うと逆の結果になります。それは見ていると分かります。
私達はその意図以前のレベルで互いに影響しあい、つながっていること・・・
しかも、それはお互いが体や心を“より良くしよう”という方向性で働いています。
自分の体にとっても、心にとっても、そして人生そのものにとっても、より良いものを引き寄せる直感が育つのも、自働運動の特徴です。
自働運動を行っていると、これらのことが知識としてでなく、経験として、体で感じられるのです。
人はつながっている、心はつながっている・・・普段このことを実感するのは簡単ではありません。
実際、心がなかなか通じず、人間関係に悩んでいる人は多いでしょう。
“心”といっても、意図はなかなか通じないのです。
考えている事がそのまま相手に伝わる訳ではありません。むしろ、伝わってしまう方が恐いですね。
相手に対して「こうであって欲しい」という意図は、時として深いレベルでの交流を妨げてしまうことがあります。
もちろん現実の生活では、意図を言葉や態度で伝えることも必要です。
しかしその前に、相手との潜在意識レベルでの同調があってこそ、その言葉や態度も活きたものとして相手に響いていきます。
その同調ということは、愉気法のページで書いたことと全く同じ事だと思っています。
愉気法の質をより高める為に自働運動をお勧めするのはそのためです。
色々と難しい理屈を並べましたが、愉気や自働運動(これらも一つの方法論にすぎませんが)にはこのような深い意味もあります。
知識としてでなく、体感を通してそれらを味わって頂ければ、と思います。
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