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願望の実現と心・体の成長
具合の悪いところを治したい、という欲求は誰にでもあるかと思いますが、元気な人でも更に元気になりたい、丈夫になりたい、成長したいという欲求があるものです。
体調の事だけではなく、 精神面や自分の生活環境についても。
小さな子供が「ピアノを習いたい」「きれいな洋服がほしい」なんていうのも、新しいことにチャレンジしてみたいという欲求や、大人へのあこがれの現れ、つまり成長の欲求ではないかと思うんです。
大人が今までの自分に無いものを欲しがったり、今までできなかった事に挑んでみたくなるのも、同じく成長の要求ではないか、と。
体を丈夫にする秘訣は、ただ楽をすることではありませんよね。
疲労を回復するには休養が必要ですが、少し無理をして、動いたから休みたくなるはずです。
最初から休んでいたのでは丈夫にもなれないでしょう。
私達の精神も同じで、今までの自分に無いものを求めることで、もう一つ伸びようとするのではないでしょうか。
その「願望」が叶った経験は皆さんにも必ずあるはずです。
大切なものを手に入れたり、大切な人との出会いや、大切な仕事、場所との出会いなども経験しているはずです。
結婚されている人でしたら、奥さんや旦那さんとの出会い。
今はすっかり冷めてしまって・・・・なんていう夫婦でも、最初の頃を思い出してみてください(笑)。
きっと、「私達の出会いは運命的だった」と思えるようないきさつがいくつかあるはずです。
あの日たまたま寄り道した場所で知り合った…とか。
仕方なく入社した会社だったけど、そこで素敵な人に巡り会えた・・・とか。
希望もしていないあの会社 に入ることになったのは、この人に出会うためだったんだ・・・なんて思っていたりして。
何だか楽天的な話ですが、でも実は私達の生活の中で起こる出会いというのは、全てこのようなものではないかと思うのです。
心の中で願っていたこと、強く求めていたことが、まるで吸い寄せられるように近づいてくる、あるいはいつの間にか自分から近づいていってしまう。
少しこじつけっぽいですが、「自働運動」をやっていて気の合う人同士が近づいていく、「愉気」
をしていて何故か手を当てたくなる場所がある、という感覚にも似ているような気がするんです。
初対面なのに何故かある人には近づいていきたくなる・・・というのもあるし、何か自分に合うもの、自分が求めているものにうまく出会うように出来ているんではないか、と。
野生の動物が何キロも離れた場所に食べ物があることを感じたり、異性の存在を嗅ぎ分けたりするのも同じでしょう。
こういった能力が潜んでいる以上、願望の実現をスムーズにすることもできるし、人と人が感応しあう以上、欲しい情報やチャンスを引き寄せることもできる筈です。
心理学では人間の潜在意識の深層領域は繋がっている、と言われています。
その潜在意識の法則を活用すると、確かに不思議な偶然と思えるような出来事と共に願望が実現していく、そんな体験を私自身も何度もしています。
まず、自分が本当に叶えたい願望をしっかり持つこと・・・当たり前ですが、「宝くじが当たったらいいや」とか、「大きな家に住めたらいいけどね」とか、リアリティのない願望ではあまり意味がありません。
本気でいい家を建てようとしているなら、既に理想の家に住んでいる自分の姿を心の中で描くことです。
「いい家が建てられますように」と祈ったり信じたりするのではなくて、既に実現した後のシーンをリアルに空想することが大切です。
もちろん、そのために現実的に動き始めていることも大切ですよ。
「資金の目処がついたら住宅展示会でも行ってみようと思うけど・・・」
なんていうのは、まだリアリティがない状態なんです。
「宝くじがあたったらいいや」なんていうのと同じレベルです。
結局、心の中で「素敵な家を建てる」ということを決定していないのと同じです。ただ漠然と思い描くだけではダメなんです。
例えば、あなたは明日もちゃんとご飯を食べたいでしょう?
「明日もご飯を食べられますように」「明日もご飯を食べられると信じている」
なんて祈る人はいないと思います。
同じように、まるで実現することが既に決まっているかのように、その時の姿をイメージできるかどうかです。
すると、マイホームを手に入れるためのきっかけに不思議と出会うようになってくるものです。
いきなり「マイホーム」 などという規模の大きな夢はプレッシャーかもしれません。
仮に実現してしまったら、大きすぎて腰が引けてしまうかもしれません。
まずは抵抗の無い、これなら容易に空想できそうだ、実際に行動にも移れそうだ、と思えるような願望で試してみてはいかがでしょう?
こうした心の法則は、悪い方向にも働いてしまいます。
「お前はだらしない奴だ」 と言われ続けたら、本当にそのようになってしまいます。
案外自分で自分にそのような言葉をかけてしまっていることもあります。
実は、ほとんどの人にそういう傾向があるんじゃないでしょうか?
自分のだらしない所を次々思い浮かべ、駄目な自分という空想を描いてしまいます。
風邪をひいた時に、「近頃のウィルスは強力だ、吐き気や下痢だけじゃなくて、そのうちやせ細って呼吸も楽にできなくなるぞ・・・」なんて脅され続けたら、病院のベッドでチューブだらけになっている自分の姿を何度も空想してしまうかもしれません。
このような事は本当に沢山あるのです。
「もう歳だから治らないんですよ」とか、
「ちゃんと寝てないと治らなくなるよ」とか。
自分自身にもそうしているし、家族が病気の時にもそんなことを言ってしまっていませんか?
たかが空想、イメージですが、そこには現実をも動かす力が潜んでいるものです。
そして体の力、心の弾力がついてくる度に、その夢もまた一つ大きくなってくることでしょう。
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