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お悩み別コメント・コラム

 食中毒や慢性中毒と血液の浄化

 

1.セルフケア

体に悪い物を食べてしまうと吐いたり下痢をする・・・このことは本物の「中毒」になることを予防するために体が起こす反応と言っていいでしょう。

だから吐くこと自体を食中毒というのは正しくないのかもしれません。

とてもひねくれた言い回しですが、嘔吐や下痢を途中で止めることは、体に悪い物、毒を体内に留まらせてしまうことになります。

体にまかせて吐くこと、下痢することが中毒を止める一番の方法ですが、そのまま放っておけばいい、という訳ではありません。

何と言っても吐いたり下痢したりするのはつらいですものね。


そういう時に働くのが、主に肝臓です。
肝臓のある部分(おへその右斜め上)に手を当てて、「愉気」をすることをお勧めします。
そうすると下痢が誘導され、毒素の排泄が盛んになります。
愉気に自信がない人は、自家製温湿布で温めてください。

※この場所には“痢症活点”という毒素の排泄を促す急所があります。整体をご存知の方はその部分をしっかり押さえて愉気するとよいでしょう。
(慢性的な中毒の場合にも重要です。)

 

“毒”にも様々なものがあります。

腹痛と軽い下痢のきっかけとなるものから、かなり強烈なものまで。
毒ガスや劇薬などのように、体の許容範囲を超える物もありますから、手を当てるだけでは乗り切れないようなひどい中毒症状の場合は当然応急処置が必要でしょう。


また、自覚症状がなくても“毒”といえるものはどこにでもあります。
日々私達の体内にも入ってきています。

食品の添加物もそうですし、酒や煙草もそうでしょう。

しかし、こういったものも摂りすぎれば何となく体が気づくはずです。
特にお酒や煙草を摂取しすぎると気分が悪くなります。
気分が悪くなる前に、美味しくなくなるはず。
甘い物、味が濃い食べ物も、ある程度食べれば美味しくなくなります。
そうしたらストップすればいいのです。

最初からそういうものは口にしないのが理想ではありますが、それでは生活が味気ないものになってしまうかもしれませんね。

それに、100%毒の無い生活を(まず無理でしょうけど)送ったとしたら、肝臓をはじめとする内臓の解毒能力が萎縮してしまうことでしょう。

赤ちゃんがいろんなものを舐めて免疫力を高めているように、大人にも多少の毒ならば必要性があるのではないでしょうか?


それ以外では、過剰な栄養も毒に変わってしまうことがあります。
どんなに体に必要な栄養分でも、過剰になれば“余分なもの”です。

食べ物が豊かな現代では、栄養不足より栄養過剰のほうに注意すべきでしょう。
過剰な栄養による慢性的な中毒の人は多いのです。

一気に大量の栄養を体内に送り込むサプリメント類も、使い方を誤ると知らないうちに毒になってしまいます。

嗜好品や一般の食品のように、味覚というフィルターを通さないから、なかなか自覚ができないのです。これは危険ですね。


こうした毒素の排泄に有効な手段が、発汗です。
初夏〜夏の暑い時期には、大掃除のチャンスだと思ってください。

そして、風邪をひいた時。
(体に毒が溜まってきた時に、自ずと風邪をひくことがあります。)
風邪をひいて熱を出せば当然汗が出ますし、熱によって血液が浄化されるという効能もあります。

発汗といっても、できるだけ自然に出る汗が排泄には有効です。

急に温めても、排泄物が含まれていない水分ばかりのサラサラ汗しか出ないことが多いのです。

気持ちよく体を動かしてジワジワ出る汗が有効です。
お風呂を活用する時も、時間をかけて温度をジワジワ上げていく、といった工夫が必要です。
最近はサウナや岩盤浴が流行っているようですが、ジワジワと粘りのある汗が出るかどうか、不快な疲れが残らないかどうか、という点などに充分注意が必要です。

“サラサラの汗を出す”ことを売りにしている施設もあるようですが、ドロドロの血液をサラサラにするには、そのドロドロ成分(毒素・老廃物)を排泄しないといけないのです。
サラサラ成分(水分)ばかりの汗を出していたのでは、血液がサラサラになるはずがありません。



こうした排泄が滞った時に、皮膚に異常が出てくることがあります。
湿疹などの皮膚炎も排泄の一環と言えます。
皮膚から毒素を排泄しようとしているわけですね。

急な中毒の時にも蕁麻疹(じんましん)が出たり、肌が急に荒れたりすることがあります。
毒をすぐ出し切れなかった場合に出る物です。
さらに出し切れずにいると、咳が出たり頭痛がしたり、ということにまで発展します。


虫や動物に噛まれたり刺されたりした時、切り傷を作ってしまった時なども毒が体に入ることがあります。

二の腕の中央あたりにあるコリコリした塊は「化膿活点」という急所です。ここを指で押さえて(押さえるとツンと響く痛みがあります)「愉気」しておくと血液が浄化され、化膿も早くよくなります。
  (詳しい場所については講座の際などにお尋ね下さい。)

但し、毒ヘビなどには注意が必要ですので、出来るだけ早く病院に向かい、その途中で「化膿活点」をよく押さえておくようにしましょう。

 

 

2.整体(個人指導)でのケア

一時的な中毒状態には、上記「痢症活点」「化膿活点」他を活用していきます。
特に痢症活点は、正式には一点を集中して押さえ込んでいくので、肝臓の場所全体に手当てを行うよりも強力な解毒・排泄誘導法です。

過剰な栄養や体に合わないもの、不要なものを溜め込んでいる慢性病的な中毒状態の場合には、肝臓や腎臓の働きを整えていくこと、汗をしっかり出せる体にしていくことなどが重要です。
心臓に負担がかかっている人、高血圧症の人もこのようなケースがみられます。

いずれも排泄を促すようなアプローチを行うので、反応として下痢や発汗が誘発される場合があります。

また、普段の生活の中で慢性中毒状態にならない(食生活の事だけではありません)生活法と共に、排泄を盛んにする体づくり〜自働運動など〜に積極的に取り組んで頂くよう、指導させて頂いています。


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