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便秘解消法と食べ過ぎについて
昔に比べて食生活が随分豊かになった昨今、便秘に悩む人も増え続けているのではないでしょうか?
一般的に言われているように、食べ過ぎは便秘の大きな原因であるといえるでしょう。
ただ「食べ過ぎ」といっても、単に“大食い”の事を指すわけではありません。
量が僅かでも栄養が濃いものばかり摂取していると、それはやはり食べ過ぎと同じ様な状態になってしまいます。
最近は特に、一日に必要な栄養全てが含まれた小さいスティックやゼリー状の食品が出回っています。
小さいからと言って食べ過ぎていないとは言えません。
便秘の原因は腸だけではなく、肝臓の影響で便秘になるようなこともあるのです。
現代人には栄養過剰で肝臓に負担がかかっている人が非常に多くみられます。
(他にも精神的緊張だったり、腰の硬直だったりと様々ですが。)
食べ物の事でいえば、甘い物は腸の働きを悪くするとともに、肝臓への負担も大きいので、これは純粋に食べ過ぎないようにしたほうがよさそうですね。
乳製品は排便を促進し、便秘解消に効果があると言われていますが、長い目でみると逆効果です。
本来は乳製品が体に合わない人が多いので、体外に捨ててしまおうとして排便が促されるのです。
だから腸本来の動きがよくなる訳でもないし、本来出るべきものがスッキリ出る訳でもないのです。(逆に負担になってしまいます。)
同じように、排便を促進する薬や便秘薬を飲んで無理に出すような便秘解消法を続けると、腸そのものの力は鈍ってしまいます。
(だんだん量を増やさないと出なくなることからもお判りいただけるでしょう。)
このように、何か人工的な方法に頼っていると、却って状況は悪くなってしまいがちです。
なるべく自然な方法で、体の働きを高めなければいけません。
最もお勧めなのは自働運動を習慣にすることです。
腹部をゆるめることも大切ですが、強くもみほぐす刺激は薬などの刺激と同様、やがて鈍くなってしまいます。
固いところを吐く息に沿ってゆっくり押さえていくことを繰り返すか、手をあてて「愉気」をします。
これなら繰り返しても鈍くなることはありません。
お腹が張る、ガス腹などにも有効です。
右の下腹をゆるめるとガスが抜けやすく、左の下腹だと溜まった便を出しやすいのですが、実際に触って気になる所をゆるめるようにするといいでしょう。
お腹よりも腰を刺激することで出やすくなることもあります。
腰に手を回して、骨盤の上の背骨の両脇を押さえます。これも揉みほぐすのではなく、気持ちいい程度に圧をかけて「愉気」をしましょう。
便意をもよおしてトイレに入ったはいいけれど、出そうで出ない・・・という時は、右手の親指と人差し指の間(手の甲側)、ツボで言う合谷(ごうこく)という所を押さえているとやがて出てきます。
これも強く揉みすぎてばかりいると鈍くなりますが、特に慢性的な便秘の人には普段から固い人が多いので、ジワリと押さえて愉気しておくといいでしょう。
繰り返しになりますが、薬などで腸の動きを促進するような行為は、却って自然な排便能力を衰えさせてしまいます。
ただ、あまりにお腹が張って危険な時は、一度そのような方法でスッキリさせる事も必要でしょう。
そして落ち着いて食生活の改善や上記のような体のケアに取り組んで、便秘体質そのものを変えていくようにしましょう。
心理的な要因も大きいので、落ち着いて取り組むことは大切です。
便秘を訴えて来られる人はほとんどが慢性的に悩まされている人ですが、必ずと言っていい程腰とお腹が硬直しています。
そして右か左のどちらかに偏っていることが多いのですが、右と左ではその意味が異なります。
いずれにしても必要な側を確認し、右なら肝臓へのアプローチ等による排泄誘導、左なら消化器や下腹などへアプローチすることが多くなります。
消化器というのは感情と深いつながりがあります。
便秘の背後には感情の滞りなどの心理的な要因が潜んでいることも多いようです。消化器の調整というのは感情の動きにも大きな影響を与えるものです。
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