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季節の変化と体の変化・・・『秋』

秋といっても、初旬には日中には夏のように暑い日も多く、その一方で朝晩には徐々に冷え込みも強くなっていきます。
夏の開放的な体や心から、引き締まった体への移行の時期です。
皮膚や骨盤なども引き締まっていく傾向が強いため、秋口は皮膚をはじめとした感覚的な部分が密になる時期でもあります。
それに伴って、心理的にも繊細になりがちです。
「芸術の秋」というのも、そうした人間の身心の状況に伴って訪れるものなんですね。
この時期に芸術や音楽に親しむことは、より繊細で敏感な感受性を育むことにも繋がります。
但し冷えが強くなると逆に鈍くなる傾向がありますが・・・
寒いと人の体は縮まりますよね。
この頃の朝晩の冷え込みで体は縮んでいくのですが、多くの場合は左右均等に縮まず、片側ずつ引き締まっていく傾向にあります。
そのため、体は捻れているような状況になることが多いのが秋の特徴。
捻れの影響を最も強く受けるのが腎臓です。
捻れの焦点となる場所(背骨=腰椎3番、胸椎10番など)が、主に腎臓に関係しているせいですが、梅雨や夏に汗を引っ込ませてしまった場合に負担がかかるのも腎臓です。
夏の疲れがある人は、特に腎臓の疲労による様々な影響が出やすい季節、それが秋です。
夏の間ほど汗が出ないようになる秋は、排泄物や水分調整を排尿によって行う割合が増えますから、腎臓がとても忙しくなる季節でもあります。
腎臓のある背中〜腰にかけての部分が重く、だるい感じを訴える人も増えますし、腰痛の人もとても多くなります。
呼吸器の疲れが腰の根本に出ることもあり、こちらも秋に腰痛を引き起こす原因に。
血圧が高くなる人も増えるのですが、それも塩分や老廃物をうまく捨てきれなかった(汗を上手に出せなかった)ために血液が濃くなってしまっていたり、腎臓が疲れてしまっている事などが原因となっています。
このように、梅雨〜夏の過ごし方は秋の体に大きな影響をもたらすものなんです。
(更には冬の過ごし方が春に、春の過ごし方が初夏に・・・と、全て繋がっているわけです。)
日本の夏は湿度が比較的高めですが、秋以降は空気が乾いてきます。
そのため、秋の頃から水を飲むことが重要になってきます。
ただ、まだ秋には水に体が慣れていないせいか、生水の吸収があまり良くありません。冷え込みを感じる季節になったら温かい汁物が恋しくなるのはそのせいで、おでん、鍋物、麺類などの塩気のある温かい汁物で水分を摂るようにするとよいでしょう。そうすると口や喉も渇いてきますから、その時に水を飲むようにすると更に効率よく水分補給ができます。
秋は特に朝方の冷え込みが強く、その時間帯に冷えてしまうことが多いものです。
起きたら体が冷たく感じる朝も多いことでしょう。
そのため、秋は朝起きた時に足湯をすることがお勧めです。
喉が痛くなったり声がかすれたりするのも腎臓の影響で、これらにも足湯が効果的です。
ヨガの開脚前屈のポーズは足の内股を伸ばしますが、ここも腎臓の急所です。
それと腰を捻るポーズや体操を積極的に行うことが、秋の捻れた体を調整するポイントの一つです。
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